※家計を守る鉄則3カ条(2010.1.16 第12号)より
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- 家電にかかる費用
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先日、あるお客様の家計の将来設計(ライフプラン作成)でヒアリングをしていたら、「来年テレビを買い替える予定なので・・・」とのこと。
今までは家電については支出の項目としては入れておらず、私の中では不定期支出をある程度計算に入れているので、そこからでいいかなと考えていました。
しかし、家電にかかる費用について調べれば調べるほど、支出項目に入れておくべきだと感じ、今年からは支出項目に入れ、その分、不定期支出の割合を抑える形で試算をしていこうと考えています。
さて、その家電についてですが、内閣府の消費動向調査で家電の平均使用年数というのがありました。「ありました」と過去形なのは、平成16年3月まではデータが公表されているのですが、その後は調査方法が変わったようで、データがありません。ですので、少し古いですが、平成16年3月のデータでご紹介です。
- エアコン : 10.9年
冷蔵庫 : 10.1年
テレビ : 9.8年
洗濯機 : 9.0年
ビデオカメラ : 8.3年
掃除機 : 7.4年
ビデオデッキ : 6.8年
パソコン : 4.3年
携帯電話 : 2.3年
皆様のご自宅の家電の使用年数はいかがでしょうか。
今回、家電の平均使用年数は分かりましたが、残念ながら、平均購入価格も調べましたが、公的な調査機関の調査結果が見つかりませんでした。
そこで、私が個人的に家電の価格比較サイトにて、出品が一番多い商品の平均価格をその家電の平均価格と仮定し、かつ、上記のリストにない家電の食器洗い機、電子レンジ、空気清浄機の3点を平均使用年数9年として計算してみると・・・
なんと年間支出は17.3万円!! となりました。
ビデオカメラやパソコンは持っていないという家庭やエアコンやテレビは複数台あるという家庭もあるでしょうから一概にいくらとは言えませんが、月に1万円前後は家電費用として支出を計算に入れる必要がありそうです。
というわけで、月に1万円ほど家電積み立てをしてみるのもいいのではないでしょうか。